ねこ、傷の化膿で病院へ


黒猫の”ねこ”が自分で引っ掻いた傷が化膿して、腫れがひどくなってきたので、ねこママは病院へ連れて行く決心をしました。

先生に相談したところ、特に対策はなく、対処療法しかないとのこと。病院では注射を打って、お薬をもらって、あとは様子見です。

傷ができてから病院へ行くまでの様子を、時系列に沿ってお話しします。

*閲覧注意*
ここから先には傷口を写した大きな写真があります

きっかけはキャットトンネル?


ねこちゃんが首を痒がり始めたきっかけは、どうもキャットトンネルのような気がするんです。

ずっと仕舞い込んでいたキャットトンネルを、部屋に広げたのが 7月23日火曜日。

ねこちゃんは気に入って、トンネルの中で眠ったりしていたし。もちろんトンネルで走り回って遊ぶのも大好き。

2日後に傷ができ始める


キャットトンネルを置いてから2日後の 7月25日木曜日が、最初に傷を発見した日。

この時点では原因がわからずに、「なんだかわからないけど久々にねこが痒がって、また傷を作っちゃったなぁ」という感じ。

今までさんざん同じような傷を作っていたから、今回も放っておけばそのうち治るかなと思っていたよ。

キャットトンネルの静電気に気づく


傷が大きくなってきた 7月26日金曜日。ブラインドの静電気に反応して痒がっていたことから、キャットトンネルの静電気に気づきます。

プラスチックブラインドが、ちょうど猫の耳が当たる場所にあって、耳に触れた瞬間、ブルっとして掻いてるところを、たまたま目撃。

そのことから「ポリエステル製のキャットトンネルに耳や頭が擦れて、静電気が発生して痒くなり、傷を作ったのかも」と、ねこママは推測。

トンネルを撤去して様子見


キャットトンネルを撤去して様子見している 7月27日の写真です。

傷がひどくなってきました。一度ついた傷は治りかけの時に痒くなるので、また余計に掻いちゃって、傷が悪化します。

子供の頃、せっかくできたカサブタを痒くて取っちゃうこと、ありましたよね。猫だって同じく。

病院行きの判断



病院へ行くかどうかの判断基準は、すべて飼い主に委ねられています。

(どんな状況であれ「絶対にこうしないといけない」ということは存在しないと、ねこママは思っています)

7月29日月曜日の朝、ねこちゃんは久々のドア登り。元気いっぱいに見えます。ところが…



夕方近くなって、なんとなく元気がない様子。眠り方が、いつもよりグッタリしています。といっても、ほんの僅かすぎる変化ですが。

「よし、病院へ行こう!」と決めたものの、細かなタイミングが合わず、動物病院の夜の診察時間に間に合わず、連れて行けなかったです。

「猫バッグがポリエステル製」ということも、「ねこちゃんは大の病院嫌い」ということも、病院行きを遅らせることになった理由。


この夜、ねこ史上最高に首が腫れています。

傷は「耳の後ろ下の首」ですが、顎の下がぷっくり膨らむというか、たるんと垂れ下がるというか、シコリは無いものの、首回りが腫れているふうに見える。

ねこママは吐き気がするほど心配で、気もそぞろ。文字通り「何も手につかない」状態。これが私の病院行きの判断基準なのだと思う。


「後悔しない選択を」って、ネガティブな考え方だ。後悔しない選択よりも、好きなものを選ぶようにしたい。

それでも、後悔しない方を選ぶということは、どうすれば良いかわからずに迷った時の判断基準になる。

病院での先生の診断


7月30日火曜日の午前、ねこを病院へ。診断というほどのものはなく、化膿止めの注射を打ってもらっただけでした。

「たぶん静電気だと思うのですが」と説明すると、先生は「なんとも言えませんね」と。猫が自分で引っ掻いてしまう原因は様々で、特定はとても難しいそうです。

「食物アレルギーの検査をしたとしても、あまり役に立たないのが正直なところ」と仰った先生のご意見に同感。

●プレドニゾロン5mg錠という抗炎症薬を、2日に1回1錠、夜に飲ませること。

●2週間で注射の薬効が切れるので、その頃また来院すること。



今のところ対処療法しかない。という事実は「納得」と「諦め」の味がする。

「なにもなくても2週間後に必ず来てください」と言われたことには、「この夏は先生、お暇なんだな」という印象。

つまり、動物たちは元気ってこと。

おわりに

我が家の1歳の黒猫”ねこ”が、自分でつくった首の引っ掻き傷。

傷が化膿して腫れたために病院へ連れて行ったところ、注射と飲み薬で処置。

病院で支払った金額は 3,500円。

猫は放っておいても自分で回復する力を持っているような気がするから、過保護すぎるのもいけない。けれど、ねこママは大きな安心感を得た。

はやくよくなりますように☆
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