いつものドライフードに、茹でた鶏胸肉を混ぜて、猫の肥満改善フードを作ります。
鶏肉がダイエットに成果があったと、昨日の日記『猫飼いさんにオススメの本』で紹介した本に書かれていました。
ですが、ただ「鶏肉」としかなかったので、詳しいレシピはわかりません。だから自己流で考えて作ってみました。
鶏胸肉を使う理由は、脂が少なく、力になりそうだからです。人間でも綺麗にダイエットしたい時には胸肉ですよね。ささみよりお安いし。
(ささみは、どちらかというと、病み上がりや、食べる元気のない子に与えるものだと思います)
材料
・鶏胸肉…1枚
道具
・まな板
・包丁
・茹でる鍋
・茹でる水
猫のための鶏むね肉の茹で方
最初に、鍋に水を入れて火にかけておきます。*塩などを入れないよう注意鶏胸肉が皮つきの場合は、先に皮を取り除いておきます。皮は脂分が多いためです。(肥満の心配がない場合は皮つきでもOK)
鶏胸肉を、0.5〜1センチの厚みに切ります。これは火が通りやすくするためと、あとで保存しやすく、与えやすくするためです。
切るときは、筋目に逆らって(お肉の繊維と直角に)切ります。そうすると、あとでほぐしやすくなります。
長くなったものは、半分に切ります。
沸騰したお湯の中に、切った鶏胸肉を入れます。(強めの中火)
水から茹でても良いですが、栄養分が茹で汁の方へ出て行くように思います。
お肉を入れると、お湯の温度が一旦下がります。(強めの中火)
沸騰したら、火を少し弱めます。(中火)
アクが気になる場合は、取り除きます。アクは火加減強めの方が取りやすいです。
完全に火が通ったら、水気を切って、冷まします。
ザルが無ければお皿の上でもOK。水分は残っていても大丈夫です。
今回紹介した茹で方は、夜遅い時間でもサッと作れる簡単な方法です。もっと丁寧に茹でる方法は、下のリンクに詳しく書かれていますのでご参照ください。
パサつかない〜鶏胸肉の茹で方|クックパッド
また、茹で汁も、ご飯に混ぜて使えます。私は茹でた後1回きりだけご飯に混ぜて、後は捨てますが、茹で汁も冷凍保存が可能です。
鶏肉のゆで汁について|Yahoo!知恵袋
保存方法
ご飯のたびに茹でてあげるのが最高だと思うけれど、面倒でもあリますよね。茹でて冷ました鶏胸肉は、冷凍保存が可能です。明日食べる分ぐらいを、冷蔵庫で保存しておき、食べきれない分を冷凍保存します。
冷凍保存できる容器に並べて、冷凍するだけです。
私は写真のようなタッパー式にしましたが、ジップロック等の袋タイプの方が、取り出しやすいと思います。
アルミでぴっちり包んだほうが、空気に触れにくく、劣化もしにくいと聞きます。アルミのくっつきを剥がすのは面倒ですが、1週間以上冷凍保存する場合は、アルミ巻きが良さそうですね。
解凍方法
解凍は、自然解凍がオススメです。寝る前に、明日食べる分を、冷蔵庫へ移しておきます。自然解凍だと水分が残るので、しっとりした食感になります。
急ぎのときはレンジでも、もちろんOK。注意点は、お肉が硬くなリやすいこと。
ウェットフードが好きな子や老猫には自然解凍。噛み応えが好きな元気っ子にはレンジ。と、好みに合わせても良いかもしれません。
茹でた鶏胸肉の与え方
こちら↑の写真は、ピュリナワン・子ねこ用…20グラム
茹でた鶏胸肉…1/2切れ
鶏胸肉の茹で汁…大さじ1
を混ぜたものです。
我が家の2匹の子猫は、1日3回食事をします。1回分のドライフードの量を気持ち減らして、1切れを半分にして2匹に分けています。
お肉は手で割いたほうが美味しそうなので、私はそうしていますが、角切りにした方が食べやすい子もいるかもしれません。
鶏胸肉のカロリー
鶏胸肉 100グラムあたりのカロリーは、皮つき…191kcal
皮なし…108kcal
ですが、茹でた場合のカロリーは、もう少し低くなるかと思います。
皮つきと皮なしで、倍ぐらいカロリーが違いますね。
ちなみに、鶏もも肉皮なしは 116kcal、鶏ささみは 105kcal。カロリー自体に大差はありません。
カロリーはこちら↓を参照しました。
鶏肉のカロリー|簡単!栄養andカロリー計算
部位ごとの栄養素はこちら↓に詳しく解説されていて、勉強になります。
鶏肉の栄養は部位ごとに違う?ささみなど種類ごとに解説!
猫たちの反応
2匹の歳の差はは1週間。ねこ(右)も標準より大きい方ですが、スリム体型です。との(左)は標準よりずいぶん大きく、しかもお腹がポニョっと出ています。鶏胸肉を取り入れたのは、とののダイエット目的なのだけど…
ねこちゃんの方が、鶏胸肉を気に入ったみたい。
とのは、ちょっと噛みにくそうにしているので、角切りに変えてみよう。
おわりに
鶏胸肉を混ぜ始めて1週間が経ちました。ダイエット効果は、少しあるみたい。とののお腹がちょっと小さくなっています。
ねこちゃんは基本的に少食だけれど、鶏胸肉を混ぜることで、今までより食べてくれるようになりました。
完全手作り食はタイヘンですが、いつものカリカリにちょっと混ぜるだけで、ワクワク楽しい気分になります。
添加物など気にせず済むので、おやつ代わりにも良いですね。
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キャットフード